?安倍川河口

《安倍川右岸より河口をのぞむ》

 安倍川は山梨県との県境をなす大谷嶺にその源を発し流路延長50kmを経て駿河湾に注ぐ1級河川である。流域に占める山地面積は90%を超え、市街地を含む河口までの平野部の面積は約10%である。上流部の年間降水量は平均3200?、平野部で2000?、気候は平野部で年平均16度で冬季の日照時間も長い。

 河口付近の植生はオギ・チガヤ等のイネ科植物やイバラ・ヨモギ類が多くヤナギ類は左右両岸にあるが特に右岸側によく発達した林がある。左右両岸ともコンクリートで護岸され、土手はクロマツの並木となっている。

環境

河口部は、砂浜、中洲、アシ原、ヤナギなどで、干潟はほとんどない。

季節

春と秋の渡り鳥のシーズンと冬には多くの野鳥が見られる。

野鳥

年間を通じてアオサギ、ヒバリ、カワラヒワ、トビなどが生息します。春と秋には、ムナグロ、コチドリ、キョウジョシギ、キアシシギなどのシギチドリ類が観察できます。冬には、カワウ、ウミウのほかコガモ、オカヨシガモ、オナガガモなどのカモ類とユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメなどのカモメ類も多数越冬します。ミサゴ、ハヤブサなどのワシタカの仲間も出現します。

交通手段

静岡市街地から安倍川方面へ車で20分。

 

麻機遊水地へ駿府公園へ
 

 

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